【Q&A】必ずバプテスマを受けなければならないのか?
【質問】信じればいいのであって、必ずバプテスマを受けなければならないのでしょうか?
【回答】
主は「信じてバプテスマを受ける者は、救われます。」(マルコ16:16)といわれました。私たちは人の行為によってではなく、信仰によって救いを受けます。それでは、その信仰はどのような水準のものでなければならないのでしょうか? バプテスマまで受けるほどの信仰でなければなりません。
それにもかかわらず、多くの人がバプテスマの重要性を否定しようとします。イエスの弟子たちはイエスが十字架で死なれる前にも悪霊を追い出しました。しかし、もし彼らがイエスがよみがえったのちに命じられたバプテスマを拒んで、「私たちは主の名によって悪霊も追い出したのに、わざわざバプテスマを受けなければならないのか?」と考えるのであれば、主は彼らに「不法をなす者ども、 私から離れて行け!」といわれるでしょう。
アブラハムの子孫は数千年間、律法を守ってきましたし、その律法に従って神殿で神に仕えました。 しかし、イエスは「この神殿をこわしてみなさい。私は3日でそれを建てよう。」といって、以前のものを廃棄されました。その方はそのために殺されましたが、よみがえったのちに「信じてバプテスマを受ける者は救われる。」といわれました。その方が天に上る前に弟子たちに残された最後の御言葉は何であったでしょうか? それは「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授けなさい。」という御言葉でした(マタイ28:19)。
(金箕東 著 『神の御名』「7. 神の御名を知らせなさい」より)